機動武闘伝Gガンダム 第21話「決勝迫る!タイムリミット3日前」考察

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1. あらすじ(ネタバレあり)

第13回ガンダムファイトの決勝大会まで残り3日。各国代表のガンダム達は次々と開催地ネオホンコンへ集結し始めていましたdengekionline.com。しかし主人公ドモン・カッシュと新生シャッフル同盟の仲間たちは、未だ南米ギアナ高地に留まっています。ドモンは「明鏡止水(めいきょうしすい)」の境地を極めるため修行を続けていましたが、その進展は滞りがちでした。

そんな中、謎の覆面ファイターであるシュバルツ・ブルーダーがドモンに模擬戦を挑みます。錆びついた刀を磨き上げるかのごとき試練の中で、ドモンはついに心を静めるヒントを掴み**「心を乱さず澄み切った心境」**へと到達しつつありましたdengekionline.com。ドモンは無意識に“明鏡止水”の域に入り、一時はデスアーミーの兵士(デビルガンダム配下の量産機)を数体まとめて斬り伏せるほどの冴えを見せますdatenoba.exblog.jp

しかしその刹那、ドモンの師匠にして宿敵の東方不敗マスター・アジアが無数のデスアーミー部隊を率いて奇襲を開始しましたdengekionline.com。ギアナ高地のジャングルは敵の大軍に包囲され、ドモンたちは決死の防戦を強いられます。ちょうどその頃、ドモンの愛機シャイニングガンダムを届けるためレイン・ミカムラが森林を急行していましたが、彼女もデスアーミーに捕捉され攻撃を受けてしまいますg-gundam.net

激戦の中、シュバルツとの戦いで一瞬研ぎ澄まされたドモンの心も、マスター・アジアの圧倒的な闘気を前に再び乱れ、苦戦は避けられませんdatenoba.exblog.jp。レインの危機に駆け付けたドモンでしたが、マスターの操るマスターガンダムに追い詰められていきます。そこへ土壇場で駆け付けたのが仲間のシャッフル同盟でした。ネオアメリカのチボデー、ネオフランスのジョルジュ、ネオチャイナのサイ・サイシー、そしてネオロシアのアルゴ・ガルスキーが、それぞれのガンダムで救援に現れたのです。

特にアルゴは監督官のナスターシャの制止を振り切って独自行動に出ており、マスターガンダムに組み付き動きを封じる捨て身の乱入を見せましたdatenoba.exblog.jpdatenoba.exblog.jp。彼の活躍でドモンは窮地を脱し、仲間達と再合流します。ドモンが失踪していた間も自分たちが残って修行を見守っていたように、仲間全員がドモンの無事と成長を信じて集結したのでしたbongore-asterisk.hatenablog.jp

再び揃ったシャッフル同盟の4人は、迷いから立ち直れずにいたドモンを熱い言葉で励まします。「ネオホンコンに行ってもお前が居ないと、面白く無いんでなぁ!!」(チボデー)、「その通りです!」(ジョルジュ)、「一人でかくれんぼなんてもうお終いだよ!」(サイ・サイシー)、「そう…お前の帰りを待っていたのは俺達だけじゃないんだ!もう一人大事な人がいるだろ!」(アルゴ)datenoba.exblog.jp。仲間からの激励を受け取ったドモンは「…ああ、ありがとう…!」と感謝し、再起しますdatenoba.exblog.jp。彼らの言葉からドモンは、自分が戦う理由と支えてくれる大切な存在(レインのこと)を改めて胸に刻むのでした。

しかし怒り狂ったマスター・アジアは「貴様ら誰一人として此処からは逃がさん!このギアナ高地で嬲り殺しにしてくれるわぁ!!」と叫び、さらに包囲網を縮めますdatenoba.exblog.jp。ドモンは「誰も巻き添えにしない!これは俺の闘いだ!」と単身で師匠に挑もうとし、「そう…俺のこの手が光って唸る!師匠を倒せと輝き叫ぶ!」と必殺の構えを取りますdatenoba.exblog.jp。こうして次回へ続く激闘の幕が切って落とされたのです。敵の大群に四方を囲まれたドモン達は、この死地から脱出し決勝大会へ辿り着けるのでしょうか…。

2. 登場キャラクター(アルゴ・ガルスキーとナスターシャの関係性)

  • アルゴ・ガルスキー – ネオロシア代表のガンダムファイター。元は宇宙海賊団の頭目で、逮捕後は仲間の釈放と引き換えにガンダムファイト出場を強要されていますja.wikipedia.orgja.wikipedia.org。常に両手に手錠を嵌められ、胸には起爆装置付きの小型爆弾まで装着された状態で戦うという異色のファイターですja.wikipedia.org。寡黙で冷静沈着な性格ですが、219cmの巨体に恵まれた怪力と高い知性を併せ持ち、無用な戦いを好まない義侠心の持ち主でもありますg-gundam.netja.wikipedia.org。実際、海賊時代から「自分の釈放より仲間の解放を優先する」義理堅い男であり、弱者や本気でない相手とは戦わない主義を貫いていましたja.wikipedia.org。物語中盤でドモン達と出会い、新生シャッフル同盟の一員「ブラック・ジョーカー」となったことで少しずつ心境に変化が生まれます。
  • ナスターシャ・ザビコフ – ネオロシア軍の女性将校で、アルゴの監督官兼サポート役です。冷徹かつ合理的な性格で、眼鏡をかけた知的な外見通りの冷厳な軍人ですが、アルゴに課された爆弾の起爆装置を掌握し常に命令を強制できる立場にありますsrw.wiki.cre.jp。その非情なスタンスからファンの間では「ネオロシアのSM女スナイパー」などと渾名されることもありました。しかし彼女も義理堅い一面を持ち、度重なる死線でアルゴの戦いぶりを見守るうちに次第にその実直さに心を開いていきますsrw.wiki.cre.jp。第19話ではギアナ高地の川で沐浴シーンが描かれ、鍛え上げたナイスバディが話題となりましたsrw.wiki.cre.jp。こうしたギャップも魅力のキャラクターです。

アルゴとナスターシャの関係性は、当初は看守と囚人そのもの。実際アルゴは第5話でドモンに敗れて一度逮捕されますが、ナスターシャの管理下で厳重に拘束されていましたja.wikipedia.org。しかしアルゴの誠実な人柄や仲間思いの行動は、次第にナスターシャの心を動かしていきます。物語後半では彼女はアルゴに対し監視役以上の感情を抱くようになり、ついには**「一つの勝利は二人の物」**(※第38話でのナスターシャの台詞)と言い切るほど強い信頼と絆で結ばれるに至りましたja.wikipedia.org。この言葉は、アルゴの勝利を自分自身の喜びと感じるまでに彼女の心情が変化したことを象徴しています。

第21話時点では、ナスターシャはまだ軍人としてアルゴを制御しようとする立場を崩していません。実際、マスター・アジア率いるデビルガンダム軍団の襲撃を受けた際、彼女は「アルゴ! 要らぬ事に関わらずここから脱出する…」と命令し撤退を促しますdatenoba.exblog.jp。しかしアルゴはそれを一喝し「うるさい!ここは俺の好きにさせてもらう!」と反発、仲間たちの救援に向かいましたdatenoba.exblog.jp。この場面は、アルゴが国家命令よりも己の信念と仲間を優先させた熱い瞬間であり、ナスターシャにとっても彼の意思の強さを思い知らされる出来事でした。結果的に彼女もその場ではアルゴの独断を咎めきれず、以降は半ば彼の判断を受け入れる形で行動を共にしますdatenoba.exblog.jp

このエピソード以降、ナスターシャは次第にアルゴ達シャッフル同盟側に立った支援を見せるようになります。第22話では彼女自ら無線で「全ガンダムに伝えろ!敵の本隊に怯むな!それぞれの国の名誉と威信を掛け、この戦いに勝利せよ!」と檄を飛ばし、デビルガンダム軍団に立ち向かうドモン達を励ます名シーンも生まれましたsrw.wiki.cre.jp。こうして信念を示したアルゴと、それを理解したナスターシャの関係は、単なる主従から強い相互信頼へと発展していきます。最終決戦ではナスターシャ自身が本国の命令を無視してアルゴを解放し、彼と行動を共にする道を選びましたsrw.wiki.cre.jpsrw.wiki.cre.jp。最終話エンディングではアルゴの頬に彼女のキスマークが残されており、二人の絆がロマンスへと発展したことが示唆されていますja.wikipedia.org

  • その他の登場人物 – 第21話にはシャッフル同盟の他メンバーも総出演します。主人公ドモン・カッシュ(ネオジャパン代表)は修行に苦悩する姿と、仲間の激励で復活する熱い姿が描かれます。ドモンを献身的に支えるレイン・ミカムラも、シャイニングガンダムを届けようと単身敵中を奔走する健気な活躍を見せましたg-gundam.net。ドモンの盟友となったチボデー・クロケット(ネオアメリカ)、サイ・サイシー(ネオチャイナ)、ジョルジュ・ド・サンド(ネオフランス)らは、それぞれドモンの良きライバルにして仲間として登場します。彼らは自国スタッフを先に香港へ送った後も自らはギリギリまで残留し、ドモンの修行完了を待っていましたbongore-asterisk.hatenablog.jp。この忠義ぶり(チボデーは素直にそれを認めようとしませんがbongore-asterisk.hatenablog.jp)が、物語後半のチームワークの伏線となっています。さらに覆面戦士シュバルツ・ブルーダー(ネオドイツ)は、ドモンに試練を与え導く重要な役割で登場。師匠マスター・アジア(東方不敗)は宿敵としてデビルガンダム軍団を操り暗躍します。脇役ながら、デビルガンダムに苦しめられる他国ファイター達(ネオカナダのアンドリュー・グラハム等)の姿も垣間見えました。第21話は主要キャラクター総出演であり、物語の大きな転換点に相応しい顔ぶれが揃っています。

3. 登場モビルファイター(ボルトガンダム)

この回に登場するモビルファイターで特筆すべきは、ネオロシア代表アルゴの愛機ボルトガンダムですg-gundam.net。形式番号GF13-013NR。巨大な重量級ガンダムであり、開発コンセプトは**“パワーと重装甲の極限追求”**にありますg-gundam.netg-gundam.net。機体各所に内蔵された独立駆動機関「ビクトル・エンジン」により、通常のガンダムの約2倍もの高出力を発揮するという設定ですg-gundam.net。全身に分厚い装甲を備えながら驚異的な怪力を誇り、攻撃と防御のバランスが取れた設計となっています。

ボルトガンダム最大の武器は、その圧倒的破壊力を誇る**「グラビトン・ハンマー」**ですg-gundam.net。これは巨大なスパイク付き鉄球(モーニングスター)を鎖で振り回す近接武器で、相手モビルファイターを粉砕する様は文字通り桁外れのパワーを感じさせます。劇中でもアルゴはこの重武装を自在に操り、強烈な一撃で相手をねじ伏せる戦法を得意としていました。第19話「ドラゴンガンダム対ボルトガンダム」では、サイ・サイシーの素早いドラゴンガンダムに対し、最低限の動きでスタミナ切れを誘う持久戦に持ち込んでからグラビトン・ハンマーで応戦し、互角以上の戦いを繰り広げていますja.wikipedia.org。このようにボルトガンダムは鈍重に見えて意外に機敏さも併せ持ち、アルゴの卓越したパワーファイトと相まって高い戦闘力を発揮しました。

デザイン面でもボルトガンダムは興味深い特徴を備えています。両肩部にはロシアの聖堂の玉ねぎ型ドームを想起させる丸い構造物があり、ロシア的意匠を盛り込んだ外観になっています。これら肩部ユニットこそが前述のビクトル・エンジンで、内部の高エネルギータービンが機体の心臓部として働いています。名前の「ボルト(BOLT)」もずっしりとしたボルト(錨)のような重さと電撃(ボルト)の力強さをイメージさせ、ネオロシアのガンダムに相応しい重厚なネーミングと言えるでしょう。

なお、第21話本編ではボルトガンダムはアルゴの操縦でマスターガンダムに肉弾戦を挑みました。アルゴはボルトの巨体でマスターガンダムに組み付き、その動きを一時的に封じ込めていますdatenoba.exblog.jp。このシーンはメカ描写的にも見応えがあり、ゴツい機体同士がもみ合う迫力は格闘戦主体のGガンダムならではの演出です。重量機らしくスピードで劣るボルトですが、その圧倒的な膂力で敵を抑え込む様子にアルゴの信念と意地が重なり、非常に熱い名場面となりました。

4. 技・演出(戦闘描写、戦術など)

第21話は戦闘シーンのオンパレードであり、見所となる技や演出が次々と登場します。本作では珍しく、ガンダムファイター達が共同戦線を張って大量の雑兵メカと戦う回でもあり、従来の一対一のデュエルとは異なる緊迫感が描かれました。

  • シュバルツによる試練と「明鏡止水」 – 物語前半、鍾乳洞での修行に行き詰まったドモンに対し、謎の覆面ファイター・シュバルツがスパーリングを仕掛けます。シュバルツは朽ちた刀を使いドモンに剣術指南を行い、「心を乱せば刀は錆び、澄ませば輝く」という暗示を与えました。演出的には薄暗い洞窟内で刀身が鈍く光る描写がなされ、これはドモンの心境とリンクした巧みな比喩表現となっています。ドモンは「心を無にせよ」というシュバルツの教えのもと、自らの迷いを断ち切ろうとします。そしてレインが危機に陥った瞬間、ドモンの右手甲のシャッフル同盟の紋章が発光し、彼の内なる闘気が解放されましたdatenoba.exblog.jp。このときドモンは半ば無意識のうちに**“明鏡止水”**の境地を体得し、迫り来るデスアーミー兵を立て続けに一刀両断します。その動きはまさに今までのドモンとは別人のごとき鋭さで、映像的にも彼の周囲だけが静寂に包まれ時間がゆっくり流れるような演出がなされ、初めて心が研ぎ澄まされた瞬間を強調していました。結果的にこの時は長くその境地を維持できず、師匠を目の前にした途端に平常心を乱してしまいましたがdatenoba.exblog.jp、「明鏡止水」というシリーズ屈指のキーワードが初めて明示された意義深いシーンとなりました。
  • デビルガンダム軍団の襲撃と総力戦 – 中盤以降はマスター・アジアが差し向けた無数のデスアーミーとの総力戦に突入します。これまで各国のファイター同士のタイマン勝負が中心だったGガンダムですが、ここでは初めて量産型の雑魚敵が大挙して押し寄せる展開となりました。数に勝る敵を相手に、ドモン不在の間はチボデー、サイシー、ジョルジュらが連携して応戦します。それぞれの得意技も駆使され、チボデーはガンダムマックスターでボクシングのフットワークから繰り出す**「バーニングパンチ」で殴り込み、サイシーはドラゴンガンダムの「流星胡蝶剣」で一閃、ジョルジュはガンダムローズのローゼスビット**を使ったオールレンジ攻撃で牽制するなど、シャッフル同盟の合同戦線が実現しました。彼らはそれぞれスタイルの異なる戦法ながら、ドモンを想う気持ちで一丸となり、普段は憎まれ口を叩き合う間柄とは思えない絶妙なチームワークを発揮します。ナスターシャも上空の戦闘母艦から指揮を執り、的確な指示で支援srw.wiki.cre.jp。挿入歌「勝利者達の挽歌(今作の熱いテーマソング)」が流れる中、次々と襲い来る敵を打ち破るシーンは、視聴者にシリーズ前半戦のクライマックスに相応しい胸躍る高揚感を与えてくれます。
  • マスター・アジアとの直接対峙 – 終盤、ついに東方不敗マスター・アジアが姿を現し、ドモンおよび新生シャッフル同盟と直接対決します。師匠マスター・アジアの駆る黒いマスターガンダムの強さは圧倒的で、彼一人でドモン達をまとめて相手にできるほど。実際、マスター・アジアはデスアーミー部隊を囮に使い、ドモンに隙が生じた一瞬を逃さずマスターガンダムで急襲、レインごとドモンを叩き伏せようとしましたdatenoba.exblog.jp。このとき、アルゴのボルトガンダムが土壇場で乱入しマスターガンダムを羽交い締めにするという、まさに重量級同士の肉弾戦が展開されますdatenoba.exblog.jp。巨大なボルトガンダムがマスターガンダムを後ろから抱え込み、「ネオホンコンに行ってもお前がいないと面白くない」と叫ぶシーンは、仲間の絆とアルゴの底力を感じさせる痛快な見せ場ですdatenoba.exblog.jp。一方マスター・アジアも黙っておらず、「よくも儂を馬鹿にしてくれおったなぁ?!」と激昂しdatenoba.exblog.jp、デビルガンダムの新たな刺客として**「ガンダムヘッド」と呼ばれる巨大な蛇型メカを召喚しますdatenoba.exblog.jp。このガンダムヘッドはその名の通りガンダムの頭部を模した怪物で、胴体が無限に伸びる上に噛み付き攻撃まで繰り出す不気味な敵でしたdatenoba.exblog.jp。まさにスーパーロボット的な演出**ですが、圧倒的不利な状況に追い込まれた絶望感を盛り上げる役割を果たしました。

こうした戦闘シーンは演出面でも工夫が光ります。特筆すべきはクライマックス直前、ドモンが仲間の制止を振り切ってマスター・アジアに挑む場面でしょう。ドモンは激情に駆られ「俺の闘いだ!」と単身突っ込みますがdatenoba.exblog.jp、それをシュバルツが「馬鹿者ぉ!!」と叱咤するカットがインサートされますdatenoba.exblog.jp。この瞬間、画面分割と回想フラッシュバックを用いて過去の修行シーンが一瞬蘇り、シュバルツの正体を示唆する巧みな伏線演出となっていました(初見では気づきにくいですが、再視聴するとニヤリとできるポイントです)。またラストのナレーション(ストーカーによる次回予告)では、「陸も空も水中も全てを埋め尽くしたデビルガンダム大軍団!」と絶望的な状況を誇張して伝えつつ、視聴者の期待感を煽る熱い口上が入りますdatenoba.exblog.jp。まるで特撮ヒーロー番組の最終決戦を思わせるような盛り上げ方で、本作の演出陣の遊び心とサービス精神が存分に発揮されていました。

5. 名シーン・名セリフ

この第21話にはシリーズ屈指の名シーンや名セリフが数多く散りばめられています。ファンの記憶に残るものをいくつかピックアップしてみましょう。

  • シャッフル同盟の激励シーン – デスアーミーとの戦闘中盤、仲間たちがドモンに掛けた言葉の数々は、多くのファンの胸を熱くしました。それまで反目し合うことも多かったライバル同士が、ドモンを奮い立たせるために発するセリフは感動的です。
    • チボデーネオホンコンに行ってもお前が居ないと、面白く無いんでなぁ!!datenoba.exblog.jp
      (訳:お前がいなきゃ決勝に行ってもつまらないぜ!)
    • ジョルジュその通りです!datenoba.exblog.jp
      (訳:チボデーの言う通りだ!)
    • サイ・サイシー一人でかくれんぼなんてもうお終いだよ!datenoba.exblog.jp
      (訳:一人で姿を隠すのはもう終わりにしようぜ!)
    • アルゴそう…お前の帰りを待っていたのは俺達だけじゃ無いんだ!もう一人大事な人が居るだろ!datenoba.exblog.jp
      (訳:そうさ…お前の帰りを待っているのは俺たちだけじゃない。もう一人、大切な人がいるだろう!)
    仲間4人が次々に畳み掛けるこのシーンは、本作屈指の名場面として語り草です。ドモンも「ああ…ありがとう…!」と涙を堪えるように礼を述べ、再び闘志を燃やすのでしたdatenoba.exblog.jp。敵に囲まれ絶望しかけた中で仲間の絆が示された瞬間であり、多くのファンが思わずグッときた名シーンです。
  • ドモンの決意と名ゼリフ – 本作を象徴するドモンの決めゼリフが初めて(不完全ながら)飛び出すのも第21話のクライマックスでした。師匠マスター・アジアとの対決を前に、ドモンはシャイニングガンダムの右手を掲げてこう叫びます。 「俺のこの手が光って唸る!師匠を倒せと輝き叫ぶ!!datenoba.exblog.jp これはドモンの必殺奥義石破天驚拳を放つ際の有名な口上「この手が光る理由はただ一つ…お前を倒せと輝き叫ぶ!」(第43話)に繋がるフレーズであり、本エピソードではその前半部分が登場しました。突然右手が黄金のオーラを放つ演出と相まって視聴者のテンションを一気に引き上げるシーンであり、後の展開を知っているファンにとっては「ついに来たか!」と思わせる胸熱ポイントです。ただしこの時点ではシュバルツの制止もあり、技は未完成に終わります。しかし**「俺のこの手が光って唸る!」**というセリフ自体のインパクトは絶大で、以降Gガンダムの代名詞として語られる伝説的なセリフとなりましたdatenoba.exblog.jp
  • アルゴの反逆 – 前述の通り、アルゴがナスターシャの命令を拒否してまで仲間を救おうとする場面も痛快です。ナスターシャの「要らぬ事に関わらずここから脱出する…」という指示を**「うるさい!ここは俺の好きにさせてもらう!」**と一蹴しdatenoba.exblog.jp、ボルトガンダムで戦場に飛び込むアルゴの姿は、寡黙だった彼が初めて見せた熱い反骨精神の表れでした。普段は冷静な巨人が激昂して放つこのセリフに痺れた視聴者も多かったことでしょう。以降の彼のキャラクター変化を象徴する意味でも印象深い名セリフです。
  • マスター・アジアの怒号 – 悪役側のセリフではありますが、マスター・アジアの放つ台詞の数々もまた強烈です。アルゴ達の乱入によって計画を乱され激怒した彼は「貴様ら!!よくも儂を、馬鹿にしてくれおったなぁ?!」と凄まじい剣幕で吐き捨てますdatenoba.exblog.jp。声優の秋元羊介氏の鬼気迫る演技も相まって、東方不敗の恐ろしさを改めて印象付ける場面でした。また「このギアナ高地で嬲り殺しにしてくれるわ!!」という容赦ない殺害予告も含め、少年向けアニメの限界に挑むかのような過激なセリフ運びは今川監督作品らしい熱量を感じさせますdatenoba.exblog.jp。悪役の狂気と貫禄が炸裂した名シーンと言えるでしょう。

6. 裏話・制作トリビア

  • 各国ガンダム勢揃いとデザインの裏側: 第21話冒頭では、決勝大会に向けて世界各国のガンダムファイター達がネオホンコンへ集結する様子が描かれます。語り部のストーカーによる解説とともに、新登場のモビルファイターがチラ見せされました。例えばネオギリシャ代表のゼウスガンダムやネオノルウェー代表のバイキングガンダム等、 「どうしてこうなった!?」と突っ込みたくなる奇抜なデザインの機体が次々登場し、視聴者の度肝を抜きましたbongore-asterisk.hatenablog.jp。これらの機体群は実は本編では深く掘り下げられませんが、国ごとのステレオタイプなイメージをギャグ的に盛り込んだ意図的なデザインです。監督の今川泰宏氏によれば、風車が背負い物になったネオオランダの風車ガンダムや魚の尾ヒレが付いたネオデンマークの人魚ガンダムなどは、かつてのタツノコプロ作品『ヤッターマン』シリーズに登場するメカのノリでデザインを依頼したとのことperry-r.hatenablog.com。コミカルでぶっ飛んだガンダム達は賛否両論でしたが、子供から大人まで楽しめるお祭り的要素としてGガンダムを語る上で欠かせない話題となりました。
  • 制作当時の反響と路線変更: 放送当時(1994年)、Gガンダムは従来のリアル志向なガンダムシリーズ像を大きく覆した意欲作でした。実は企画段階では「子供向けの明るいガンダム」を目指していましたが、途中でバンダイから「世界中のガンダム同士を戦わせろ」という無茶振り指令が入り、制作陣は頭を抱えたといいますperry-r.hatenablog.com。序盤は手探り状態で、「勝敗の付かない対戦」をどう描くか苦心した結果、やや大人しい展開になってしまったとのことperry-r.hatenablog.com。しかし物語が進むにつれスタッフもノッてきて、ネオホンコン編(決勝大会編)あたりから本領発揮できるようになったそうですperry-r.hatenablog.com。事実、第21話以降はドラマもバトルもどんどん熱量が増していき、クライマックスに向けて右肩上がりに盛り上がっていきます。「序盤は退屈と言われた作品が、後半になるほど盛り上がるのは稀有なケースだった」と後年のインタビューで評されておりperry-r.hatenablog.com、本作が**「尻上がりに面白くなる作品」**として伝説化しているゆえんでしょう。
  • コミックボンボン版のエピソード: Gガンダムは放送と同時進行で『コミックボンボン』誌にて漫画版(ときた洸一作画)が連載されていましたgundam.wiki.cre.jp。全13話(単行本3巻)とテレビシリーズ全49話を圧縮した内容で、基本的にはアニメ本編のストーリーをなぞりつつも一部展開が簡略化されていますgundam.wiki.cre.jp。例えばギアナ高地での修行・デビルガンダム襲撃エピソード(テレビの第18~22話相当)は、漫画版では**「Round 6 ギアナ高地の激闘」として一話にまとめられており、シュバルツ登場からゴッドガンダム誕生前夜までがコンパクトに描かれましたgundam.wiki.cre.jp。内容の大きな変更はありませんが、テレビでは尺の都合で描けなかった細かな描写やバトルシーンが丁寧に補完されているのが特徴ですgundam.wiki.cre.jp。コミックボンボン版には旧シャッフル同盟(先代)のモビルファイター**が登場するオリジナル要素や、アレンビーとのエピソード補強などファン必見のネタも盛り込まれており、30周年企画として加筆修正されたRe:Master Edition版も発売されていますgundam.wiki.cre.jp。アニメ本編を補完する資料的価値も高いので、第21話周辺のエピソードをさらに深掘りしたい方は漫画版にも目を通すと新たな発見があるでしょう。
  • キャラクター裏設定: アルゴ・ガルスキーは見た目こそ強面の巨漢ですが、実は年齢26歳と主要メンバーの中でも若い部類に入りますja.wikipedia.orgja.wikipedia.org(ドモン20歳、チボデー&ジョルジュは24歳、サイ・サイシーは16歳)。劇中サイ・サイシーからは「オッサン」呼ばわりされていますが、実年齢を知るとそのギャップに驚かされますja.wikipedia.org。これはアルゴの過酷な人生経験が彼を老成させていた証かもしれません。またネオロシアの裏事情として、アルゴの海賊仲間たちはコロニー警察に人質同然に囚われており、アルゴは彼らを救うため敢えて虜囚の身を受け入れてファイトに参加した経緯がありますja.wikipedia.org。アルゴの胸の爆弾も本国の不信の表れですが、終盤でナスターシャが独断でそれを解除しアルゴ達を解放した際、ネオロシア政府は彼女を反逆者として断罪できないまま終わっていますsrw.wiki.cre.jpja.wikipedia.org。このことからも、デビルガンダム事件に際して国家間の思惑が揺らぎ始めていた様子がうかがえます。ネオロシアは当初かなり非情な体制として描かれていましたが、ナスターシャの離反によって「体制より大義を取る」人間ドラマが浮き彫りになり、アルゴという男の人望や仁義が際立つ結果となりました。
  • 声優と演技: アルゴ役の宇垣秀成氏は本作が代表作の一つであり、寡黙な中に熱さを秘めた演技でファンの支持を集めました。第21話でアルゴが感情を爆発させるシーンでは、普段低く抑えたトーンから一転、荒々しい叫びを見せる難しい芝居でしたが、宇垣氏は迫力たっぷりに演じきっています。「ここは俺の好きにさせてもらう!」の台詞には、アルゴの心情だけでなく演者の魂も乗り移ったかのような鬼気迫る迫力があり、一見の価値がありますdatenoba.exblog.jp。一方、ナスターシャ役の横尾まり氏も序盤は冷淡な演技に徹しつつ、徐々に女性らしい柔らかさを滲ませていく巧みな役作りを披露しました。特に決勝大会でアルゴに振る舞うシーン(チャイナドレス姿で甲斐甲斐しく世話を焼く場面)では、声のトーンにも明らかな変化があり、ナスターシャの心情変化を声だけで表現したと評判ですsrw.wiki.cre.jpsrw.wiki.cre.jp。このように声優陣の熱演もGガンダムの名場面をより印象深く彩っています。

7. 解説・考察(アルゴとナスターシャの関係、ネオロシアの描写、シャッフル同盟におけるアルゴの立ち位置と変化)

アルゴとナスターシャの関係は、単なる主従からパートナー同士へと深化した点がドラマ的に興味深いです。序盤、ナスターシャはアルゴを「使い捨ての駒」程度にしか見ていませんでした。しかしアルゴのファイトぶり――仲間思いで正々堂々とした戦い方ja.wikipedia.org――に接するうちに、彼女の中で何かが変わり始めます。ネオロシアという国家の論理では「囚人であるアルゴは信用できない存在」であり、監視と抑圧が前提でした。しかしデビルガンダムという人類全体の脅威を前にして、アルゴは国の思惑に囚われず勇敢に立ち向かいます。ナスターシャもまた、その姿に心を打たれ、国家よりも個人の信義を尊重するようになりますsrw.wiki.cre.jp。第21話でアルゴが自らの意志を示したことは、まさに彼女にとっての転機でした。アルゴの「不器用だけれど真っ直ぐな優しさ」に触れたことで、彼女は初めて自分の本心と向き合い、アルゴという一人の男性に惹かれていきますsrw.wiki.cre.jpsrw.wiki.cre.jp。以降のナスターシャは軍の命令に背いてまでアルゴに協力し、最終的には彼と運命を共にする覚悟を決めましたsrw.wiki.cre.jp。この流れは「愛情の芽生え」とも言えますが、それ以上に「人間同士の信頼」として丁寧に描かれています。お互い無駄口は叩きませんが、要所で伝わる信頼の表現(例えば第38話での「あの1年を戦い抜いてきた私たちへの信頼など所詮この程度だ」というナスターシャの怒りの吐露と、「一つの勝利は二人のもの」という発言srw.wiki.cre.jpsrw.wiki.cre.jp)からは、二人が固い絆で結ばれていることが読み取れます。アルゴとナスターシャはガンダムシリーズの中でも異色のカップリングですが、その関係性は本作のテーマの一つである**「分かり合うこと」**の体現とも言えるでしょう。

ネオロシアの描写についても考察してみます。未来世紀のネオロシアは、囚人を代表選手に仕立てて国家の威信を賭けるという強引な体制で描かれました。これは一種のディストピア的描写であり、当時のロシア(ソ連崩壊から日が浅い時代)に対するステレオタイプなイメージも反映されているかもしれません。ネオロシアは「勝利のためには手段を択ばない」国家主義の象徴として登場し、ナスターシャの冷酷さやアルゴへの扱いにその非情さが現れています。興味深いのは、そんなネオロシアが物語終盤で内側から変化する点です。ナスターシャという体制側の人間が自らの良心に従って反旗を翻し、アルゴを解き放ったことは、単に恋愛感情だけでなく「体制批判」とも解釈できますsrw.wiki.cre.jp。デビルガンダムという未曾有の災厄を前に、各国が利害を超えて協力する流れの中で、ネオロシアという国家もまた一人の女性士官の行動によって殻を破られたのです。これは国家より人間同士の絆が勝るという、作品全体のテーマにも通じる重要なエピソードでしょう。ネオロシアは最後まで正式にアルゴを許したわけではありませんが、彼らは宇宙に逃れて新たな義賊(もしくは平和の守護者)として歩み始めたとされていますsrw.wiki.cre.jp。未来世紀の設定では、シャッフル同盟は腐敗した世界に平和をもたらす秘密結社でもあるので、アルゴ達が宇宙海賊として再出発したのも単なる逃亡犯ではなく新たな正義の形なのかもしれませんsrw.wiki.cre.jp。ネオロシアの描写は、そんな彼らの旅立ちを通じて希望を残して幕を閉じたと言えるでしょう。

アルゴのシャッフル同盟における立ち位置と変化にも触れておきます。アルゴはメインキャラクター5人(ドモン含む)の中では最年長に見え、寡黙さもあって縁の下の力持ち的存在でした。当初は他のメンバー(特にチボデーやサイ・サイシー)ほど目立つ言動は少なく、物語序盤ではどちらかと言えば脇役的な扱いでした。しかしシャッフル同盟結成(第15話)以降、アルゴはゆっくりと仲間との絆を深めていきます。第19話ではサイ・サイシーとの戦いを通じて互いを認め合い、敗北寸前のサイを見逃すという紳士的対応も見せましたja.wikipedia.org(この時既にアルゴはサイに本調子でないのを察しており、「また本気で戦おう」と約束していますja.wikipedia.org)。仲間を大切に思うアルゴの姿勢は、若く血気盛んな他のメンバーに良い影響を及ぼしたように思われます。実際、第21話でチボデーたちが残留を決めた裏には、アルゴが「自分は残る」と主張したことも一因だったようですdatenoba.exblog.jp(レビューによれば「実の所チボデー達はアルゴの我儘に付き合って居残った形」との指摘もありますdatenoba.exblog.jp)。無口ながら着実に仲間を引っ張るアルゴの存在は、シャッフル同盟の精神的支柱の一つとなっていきました。

アルゴ自身の心情変化も見逃せません。初登場時、彼の目的はあくまで仲間の解放と自らの戦い(=強敵との対決)でした。しかしドモンや他のライバル達との出会いを経て、彼は**「仲間と共に戦うこと」**の意義を学んでいきます。当初は「自分さえ勝てばいい」というスタンスにも見えたアルゴが、第21話では自ら進んで仲間を助け、ドモンの身を案じて行動しました。これはアルゴにとって大きな成長です。シャッフル同盟の称号“ブラック・ジョーカー”はトランプのジョーカー、すなわち時に万能の切り札ともなり得る役割を意味しますが、アルゴはまさにここ一番で仲間を救う切り札となったのです。以降の物語でも、アルゴは寡黙なままに誰よりも仲間想いな言動を随所で見せます。例えば決勝リーグでは、仲間が倒され激昂するサイ・サイシーを静かに制止したり、逆に動揺する仲間を励ましたりと、大人の包容力でチームを支えました。アルゴのこうした立ち位置の変化は、彼がシャッフル同盟に不可欠な兄貴分へと成長した証と言えるでしょう。ドモン達年若いファイターにとって、アルゴは最後には頼れる兄貴・時には父親代わりのような存在になっていたように思います。

総じて、第21話「決勝迫る!タイムリミット3日前」はアルゴというキャラクターの魅力と成長を描き出した重要回でした。同時に、彼とナスターシャのドラマを通じて**「信頼と絆」**というテーマが深く掘り下げられ、後のクライマックスへの伏線が張られています。派手なロボットアクションの裏側で、このような人間ドラマが丁寧に積み重ねられている点こそ、Gガンダムという作品の奥深さではないでしょうか。

8. 筆者コメント(あとがき)

第21話は、筆者である私にとっても思い入れの強いエピソードです。リアルタイムで視聴していた当時、小学生だった私は、ギアナ高地での激闘に手に汗握りながらも、ドモンたちシャッフル同盟の熱い友情に心打たれました。正直、放送開始当初は「ガンダムでプロレスごっこ?」と戸惑ったものですが、中盤から物語が進むにつれてキャラクター一人ひとりに深みが増し、気づけば画面にくぎ付けになっていたのを覚えています。特にアルゴ・ガルスキーというキャラは当初渋い脇役という印象でしたが、第21話で見せた仲間思いの熱血ぶりに「こんなカッコいい兄貴分だったのか!」と認識を改めさせられました。寡黙な大男が一度キレると誰よりも頼もしい——子供心に 「男は背中で語るもの」 という渋い格言めいたものを感じ取ったものです。

また、ナスターシャの心境変化も当時はハッキリとは分からなかったのですが、今になって見返すと彼女の微妙な表情の違いや声のトーンの変化に「おお、これは確かに惚れてますね…」とニヤリとしてしまいます。アルゴとナスターシャの関係は、派手なラブロマンスの描写こそないものの、大人の渋い恋愛模様が滲んでいて素敵です。敵味方や国の枠を超えて理解し合うというテーマを、あの無骨な二人が体現しているのも味わい深いですね。

演出的には、先述したようにこの回から本格的に物語がヒートアップしてきた感じがします。全員集合の熱さ、次から次へと繰り出される新ガンダム達、そして明鏡止水や必殺技の片鱗の披露……少年漫画で言えば「仲間が揃って一丸となる」胸アツ展開であり、まさにクライマックス直前の山場でした。個人的なベストシーンはやはりチボデー達の激励からドモンが立ち上がる場面です。あそこで流れるBGMや台詞回しは何度見ても泣きそうになります。歳を重ねた今となっては、仲間の大切さとか支えてくれる人の存在とか、当時以上に心に響くものがありました。Gガンダムは熱血バトルの裏で、こうした人間模様のドラマがしっかり描かれているから色褪せないのでしょう。

リマスター版Blu-rayの解説書なども参考にしながら改めて考察記事を書いてみましたが、制作当時の裏話を知るとますます作品が愛おしくなりますね。当時スタッフが手探りで挑戦していった様子や、声優さん達の気合いの入ったエピソードなど、知れば知るほど「Gガン最高!」となってしまいます(笑)。30年近く経った今でもファンが語り継ぎ、新たな企画(30周年外伝など)が生まれるのも納得です。

以上、長文になりましたがお付き合いいただきありがとうございます。第21話はGガンダム全49話の中でも屈指の名エピソードだと思います。この記事を書いていたら、また久々に本編を通しで観返したくなってしまいました。それくらい、私にとっても大切な一話です。

9. 次回予告

次回、第22話「戦士の絆!デビル包囲網を突破せよ」! 陸海空を埋め尽くすデビルガンダム軍団の猛攻に、ドモンたち新生シャッフル同盟は如何に立ち向かうのか?明鏡止水の力は完全に目覚めるのか!? 友情と信頼を武器に、いざ死地からの脱出作戦開始!そして姿を見せる謎の仮面戦士シュバルツの真意とは?熱きファイトはクライマックス目前!次回もレディー・ゴー!!datenoba.exblog.jp(※ストーカー口調でどうぞ)。

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